AI(人工知能)をシステム・アプリに導入/開発するには
AI(人工知能)は、近年のハードウェアの進歩により急速に実用化が可能となってきました。 自然言語処理や画像認識、音声認識など、 既存のシステム・アプリにAIを導入することが可能です。もちろん、新規でのシステム・アプリ開発(制作)にも対応いたします。 便利なUI/UX、データの解析など、従来では実現が難しかった箇所をAIを活用し実現することで、他社との差別化につながります。 オリジナルAIとしてZENAも開発しておりますので、AI導入内容に応じ費用を抑えたシステム・アプリ開発が可能となります。
AI(人工知能)は、近年のハードウェアの進歩により急速に実用化が可能となってきました。 自然言語処理や画像/音声認識など、システムやアプリにAIを導入し、新たな価値を創造することが可能です。 よく、UX、データの解析など、従来では実現が難しかった箇所をAIを活用し実現することで、他社との差別化につながると言われます。 しかし、初めてシステムやアプリに導入することを考えた場合、 使い所や、何から始めたらいいのかなどなかなか分かりづらい点も多いと思いますし、同様の問い合わせをスーパーソフトウエアでも非常に多く受けております。 アプリ開発/制作会社として、本記事ではシステム・アプリ開発をする上で、AIをどのように活用していくのが良いかヒントになれるよう、 分かりやすく説明させていただきます。 初めて、AI導入をお考えの方の参考になればと考えております。
AI(人工知能)とは
ソフトバンクショップに行くと、Pepperくんが出迎えてくれます。 コンピュータでは難しいと言われていた囲碁の世界においても、人間がAIに敗れるというニュースが流れましたが、 こちらも記憶に新しいです。 徐々に生活に浸透するAIですが、一体どのようなものなのかを理解するにあたって、 歴史を確認しておくのは有益なことだと思います。 ですので、簡単にAIの歴史で主要なトピックを振り返りどんな特徴があるのかを見てみたいと思います。
AIの歴史
誕生(1940年代〜1950年代)
第一次ブーム(1950~1960年代)推論・探索
第二次ブーム(1980年代) 知識表現
第三次ブーム(2000年代後半~今) 機械学習, 特徴表現学習
現在のAIのできること、できないこと
一般的には、特化型人工知能と呼ばれています。特定領域で学習し、回答を導きます。
識別系
︎画像認識、音声認識、顔認識、感情把握 etc.
予測系
商品レコメンド、売上予測 etc.
実行系
自動運転、翻訳、作曲、レシピ作成 etc.
・できないこと
一般的には、汎用人工知能と呼ばれています。汎用的に人間に近い思考での回答(対応)を行うことは未だ実現されていません。
学習することで、他の多くの用途の回答も可能になる
想定していなかった未知の状況に対応出来る
知識の一般化や、類推ができる
自らの目的に応じて、自発的な学習や思考ができる
AIの活用事例
Serendipity
活用したAI機能 →予測系(レコメンド)自然言語処理の利用 あらかじめユーザーの目標データを大量に学習させ、パターンを認識させることで、 新たに登録されたユーザーの目標をカテゴライズできるようになりました。
SuperFace
活用したAI機能 →識別系(顔画像認識) 初めて来訪した人の顔情報は、特徴量だけに分解され(数字の羅列)AIが学習します。 2回目の来訪時には、本人を特定し、該当する打ち合わせ相手を呼び出します。
AIを活用したシステム・アプリ開発フロー
上記でも見たように、他社の導入事例を参考にすることにより、ある程度パターンがあるのも事実ですが、それぞれのサービス内容に応じて、斬新な切り口を探っていくのが良いでしょう。
適用箇所が決まったら、AIに学習させるためにデータの準備が必要です。よく社内のデータが溜まっているから利用したいというお話をいただくのですが、実際に学習データとして活用が可能かはまた別問題になります。
学習に適したデータにするために、事前に加工するということが起こります。
現状、代表的なAIアルゴリズムはすでに確立されおり、ゼロベースで作成するということは一般的ではありません。
そこに時間を費やすよりは、既存のアルゴリズムを活用し、システム・アプリ開発の目的に合わせてチューニングする方が有益と考えられます。
特に②⇔③は、相互に行ったり来たりしつつ、AIの回答の精度を高めていくという地道な作業になります。
地道な一方で、経験が求められる領域でもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。AIの概要についてご理解いただけましたでしょうか。
今回のAIブームは、じわじわと一般の方にも浸透しており、ただのブームでは終わらないであろうとも言われております。
AIの特徴を踏まえ、御社の既存システム・アプリに対し、どのような箇所に適用が可能か一度ご検討されてはいかがでしょうか。
スーパーソフトウエアでは、システム/アプリ開発、制作を長年行っており、AIを利用した開発も自社製品、他社製品共に実績がございます。
AI適用に際し、方針のご相談から可能ですので、より詳しいお話を聞きたい場合は、ぜひご連絡ください。
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