【Ruby】開発現場で役に立つgem4選
Ruby(Ruby on Rails)の開発現場で使っていて便利だったgemを4つ紹介いたします。
1.rails-erd
bundle exec erd コマンドを実行するだけでActive Recordモデルに基づいて簡単にER図を自動生成してくれるgemです。
導入以前は手動でER図を作成したり、モデルが新たに追加されてもER図の更新を忘れたり、などしていましたが、導入後はコマンド一つでER図のPDFを自動生成してくれるのでとても便利です。
実際のプレビューは公式ドキュメントをご覧ください。
2.annotate_models
bundle exec annotate コマンドを実行するだけで各モデルファイル内にスキーマ情報を追加してくれるgemです。
モデルファイルにカラム名、型、NULL設定、Default値などが表示されるので、確認したいときに便利です。
現在の開発現場ではCircle CIと連携してスキーマ追加、変更があったら自動でモデルファイルの変更も行うようにしています。
また、routes.rbファイルにパスを表示することもできます。
そのほか、オプションなどについては公式ドキュメントをご覧ください。
3.ruby-prof
プログラム中の実行時間を集計してくれるgemです。
画面やAPIの処理に時間がかかっているが、原因がわからない場合などのパフォーマンス改善をしたいときに役立ちます。
使い方は、実行時間を集計したプログラムの前後にコードを追加し、その次の行に出力用のコード追加するだけです。
出力結果のレポートにはいくつか種類がありますが、個人的には「Call stack reports」が見やすくおすすめです。
画面やAPIの処理に時間がかかっているが、原因がわからない場合などのパフォーマンス改善をしたいときに役立ちます。
使い方は、実行時間を集計したプログラムの前後にコードを追加し、その次の行に出力用のコード追加するだけです。
出力結果のレポートにはいくつか種類がありますが、個人的には「Call stack reports」が見やすくおすすめです。
そのほか、レポートの種類や、集計に使用するサンプルコードなどについては公式ドキュメントをご覧ください。
4.active_record_query_trace
ログに、各クエリのバックトレースを表示することができるgemです。クエリの次の行でアプリケーションのどのファイルの何行目でクエリが実行されたかを追跡することができます。
パフォーマンスの改善や、大規模なアプリケーションを変更する際にどこから手をつければよいかを探すのに便利です。
設定はconfig/initializers/active_record_query_trace.rbのようなファイルを作成し、gemを有効にすれば完了です。
設定方法の詳細やオプションについては公式ドキュメントをご覧ください。
パフォーマンスの改善や、大規模なアプリケーションを変更する際にどこから手をつければよいかを探すのに便利です。
設定はconfig/initializers/active_record_query_trace.rbのようなファイルを作成し、gemを有効にすれば完了です。
設定方法の詳細やオプションについては公式ドキュメントをご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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- 2022-10-06
- テクノロジー