PWA(プログレッシブウェブアプリ)について理解する
こんにちは。技術部の T です。PWA についてまとめます。
PWAとは
例えば、配列内の文字を大文字に変える処理について見てみましょう。
番号指定パラメータを使わない場合は、
- プッシュ通知
- カメラ
- マイク入力
- オーディオ出力
- GPS
- 生体認証
- Bluetooth
- 音声認識
これはスマホアプリを作るほどのコストを割けない場合や、アプリ程多機能である必要がないケースに向いています。例えば以下の例のようなケースであれば、PWA が効果を発揮するでしょう。
- ホーム画面に追加してもらい、ユーザーとの接触を増やしたい
- Web サイトの表示速度を改善したい
- オフライン機能を追加したい
ただし、現状 iPhone ユーザーの多い日本では、機能が制限される可能性があるので注意が必要
また、ネイティブアプリと比較して以下のような違いがあリます。
PWA | ネイティブ | |
---|---|---|
ダウンロードの必要性 | なし | あり |
更新の必要性 | なし | あり |
ストアの審査 | なし | あり |
PWA にするために
PWA は一言で言うとネイティブアプリのように使用できるウェブアプリと言いましたが、実際の定義ではウェブアプリの中でも特定の要素を満たしている場合に PWA であるとみなされるようです。
つまり単一の技術で成り立っているわけではなく、特定要素を満たすために様々な技術が用いられます。
PWA であるための要素
参考 MDN web docs
- 発見可能: 検索エンジンで見つけることができる。
- リンク可能: URL を送るだけでアプリを共有できる。
- ネットワーク非依存: オフライン、または貧弱なネットワーク環境でも使用できる。
- 進化的: 古いブラウザ ーでも基本的な機能は使用でき、最新のブラウザーではすべての機能が使用できる。
- レスポンシブデザイン: 携帯電話やタブレット、ノートパソコンなど、画面とブラウザを備える全ての端末で使用できる。
- 安全性: アプリからの通信が第三者からの攻撃に対して安全であり、機密情報を保護できる。
- インストール可能: アプリを端末のホーム画面に追加できる。
- 再エンゲージ可能: 新しいコンテンツがあるときに通知を送ることができる。
おわりに
まずは、PWA がどういうものかをまとめてみました。今度は具体的な実装方法など学んでいきたいと思います。
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