スーパーソフトウエア社員限定

AIとともに
最高のUXを
創造しよう

AIがさらなる進化を遂げ、大きく時代が変わる節目のいま、スーパーソフトウエアではChatGPTを利用したアイデアの社内コンテストを開催します。最優秀プランには賞金30万円が贈られます。なお、この背景画像も、動画も、キャッチコピーもAIが作成しました。

社内コンテスト(2023年3月度)の概要

ChatGPTを初めとする大規模言語モデルの登場で、これまで数年間の人工知能の進化とは比較にならないほど世界は大きく変わりました。

 

ChatGPTがアメリカの医師資格試験、MBA、弁護士試験で合格したというニュースが報じられ、Googleは事業に対する深刻な脅威を警戒して「コード・レッド」を宣言しました。ウォートン大学教授のChristian Terwieschは「このツールは、一般的に高給取りの労働者、特にアナリスト、マネージャー、コンサルタントなどの MBA 卒業生が保持するポジションの、労働者のスキルの一部を自動化する、驚くべき能力を実証している」と評価しています。

 

そこでスーパーソフトウエアでは、ChatGPTを利用したアイデアの社内コンテストを開催します。ChatGPTを利用したアイデアなら企画書でも実際のプロトタイプとしてのコードでもOK。エンジニアはもちろんのこと、コーポレートや営業部など全ての職種のかたが参加できます。最優秀に選ばれたかたには賞金が贈られます。

 

開催の背景は、事業のアイデアを集めたいとか、そんな理由ではありません。アイデアなら毎日とてつもない数思いつきます。ChatGPTに加え、これから様々なAI関連サービスが生まれ発展していくはずですが、時代の転換点となる技術にいち早く触れ、どう活用していくのか、自分ならどう役立てるのかの仮説を持って望むことがビジネスパーソンとしての第一歩だからです。社内コンテストによって、最新技術について調べ、自らの能力を拡張する、1つのきっかけになればと考えています。

 

皆様からのご応募をお待ちしております。

東京オフィス代表 船木俊介

01

応募資格

応募資格は「スーパーソフトウエア社員であること」「ChatGPTを利用したアイデアであること」の2つだけ。

02

期間と賞金

■募集期間
2023/3/16〜2023/5/16
■賞金
・最優秀 30万円
・2等 10万円
・3等 5万円
参加賞もあります

03

応募方法

企画書でもプロトタイプでもOK。①企画書やdeployしたURLなどと、②「誰をどんな状態にしたいのか」を含めたアピールポイントを書いてこちらまで送付してください。

審査基準

blank

誰をどんな状態に

プロダクトを考える際に、真っ先に取りかかることはなんでしょうか?仕様?API?そうではなく、システムを使う人間がどういう人で、使うことによってどうなるのか、です。ユーザとなる人間と、その人がシステムで何を得るのか、この2点が最も重要なポイントです。

blank

新規性

もちろん、他の人の真似では意味がありません。ただ、ブリトニースピアーズのこの曲っぽいものを作って(パクって)日本の歌手に歌わせてヒットする、というインスピレーション系はよくある話です。参考にしつつオリジナリティを入れるのはアリです。

blank

市場性

誰をどんな状態にという視点を裏返せば、誰かが何かを解決したいと思っているということです。その悩み、課題がどれくらいあり、ITによってどれだけ解決できるのか、が市場性の構成要素です。1人よりも2人、2人よりも多くの人が持つ課題に取り組むほうが有意義です。

ChatGPTとは

ChatGPTは、OpenAIが公開した人工知能チャットボット。対話型のサービスで、質問に答えてもらうことも、詩や歌、エッセイ、短編小説、コードなどを書いてもらうこともできます。
2023/3/1にAPIも公開され、様々なサービスが人工知能を利用するようになっています。

ChatGPTのAPIは有料ですが、無料枠として18ドル分があります(3ヶ月有効)。現時点で1,000トークンあたり0.002ドルとなっているので、プロトタイプ作成には問題ないと思います。ただし、日本語はトークン消費量が多くなり、会話を引き継いでやりとりする場合はトークン消費が多くなるので気をつけましょう。また、GPT-4は料金が大幅に異なりますのでご注意ください。

ChatGPT APIの使い方

ChatGPTのAPIを使えば、驚くほど簡単に高度なAIを利用できます。APIなのでもちろん呼び出す側の言語は問いませんが、例えばJupyter Notebookの環境があれば3分で実行結果までたどりつけます。Google Workspaceを使っていれば、Google Colaboratoryがあるので本当に3分で可能です。
OpenAIのサイトでAPI Keyは作成している前提で、Googleドライブから新規Google Colaboratoryを作成します。まずはopenaiのモジュールを入れます。
				
					!pip install openai
				
			
API Keyは秘匿すべき情報なのでソースコードには絶対に書かないでください。環境変数などから読み込むか、下記のようにコマンドライン入力します。
				
					from getpass import getpass
import openai

secret_key = getpass('Enter Your API KEY:')
openai.api_key = secret_key
				
			
ChatCompletion.createでチャットを作成して実行します。messagesの中に複数のuserがありますが、これが連続した会話を表しています。(パラメータの詳細は公式ドキュメントを確認してください。)たったこれだけで、結果を得ることができます。
				
					response = openai.ChatCompletion.create(
  model="gpt-3.5-turbo",
  messages=[
    {"role": "system", "content": "あなたは役に立つアシスタントです。"},
    {"role": "user", "content": "2014年のサッカーワールドカップで優勝したのは?"},
    {"role": "assistant", "content": "2014年のサッカーワールドカップで優勝したのはドイツです。"},
    {"role": "user", "content": "その次のワールドカップではどこの国が優勝しましたか?"}
  ]
)
print(response["choices"][0]["message"]["content"])

## Answer: その次のワールドカップは2018年に開催され、優勝したのはフランスです。
				
			
あとはあなたの自由です。

FAQ(よくある質問)

blank
blank