【Java初心者向け】便利なクラス(StringUtils)

こんにちは、技術部のNです。 JavaのSpring Frameworkに触れる機会があり、便利だと感じたクラスを紹介できればと思います。 今回はStringUtilsについてかかせて頂きます。

StringUtils

まず初めに、String型の変数の比較を行う場合、String.equalsで比較を行います。

				
					if (hoge.equals(hoge2)) {
  // hogeとhoge2が同じ値の場合の処理
}
				
			

上のコードの場合、`hoge`の中身にnullが入ってきてしまうと`NullPointException`の例外が発生してしまいます。

そんなとき、使えるクラスがStringUtilsです。

StringUtilsクラスは「Apache Commons Lang」のライブラリです。
String型のnullチェックや、String型の比較で使えるメソッドが以下になります。

StringUtils.isEmpty

				
					StringUtils.isEmpty(null); // true
StringUtils.isEmpty(""); // true
				
			

文字列がnullか空白かを判定することができます。
文字列がnullの場合でも例外を発生させずに判定することができます。

				
					String hoge = null;
if (StringUtils.isEmpty(hoge)){
	// true
}
				
			

(Java5.3時点ではStringUtils.isEmptyではなく、StringUtils.hasLengthとStringUtils.hasTextが推奨されているようです。)

StringUtils.equals

				
					String hoge = null;
String hoge2 = null;
if (hoge.equals(hoge2)) {
	// 例外発生
}
				
			
hogeがnullの場合String.equalsでは`NullPointException`の例外が発生します。 そんなときは、StringUtils.equalsを使用すれば、hogeがnullの場合でも例外を発生させることなく比較することが可能です。
				
					StringUtils.equals(null, null);   // true
StringUtils.equals(null, "a");   // false
				
			
				
					String hoge = null;
String hoge2 = null;

if (StringUtils.equals(hoge,hoge2)) {
	// true
}
				
			

私が、普段使用よく使用しているメソッドのみ取り上げましたが、以下URLからStringUtilsのメソッドの一覧を確認できます。参考までに。

StringUtils(Spring Framework API) – Javadoc

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