【UML】クラス図・シーケンス図の概要
こんにちは、技術部のKです。 業務でUML図を作成する機会がありましたので、簡単に概要をまとめていきます。
UMLとは
UMLとはUnified Modeling Languageの略称で、「統一モデリング言語」と呼ばれており、システムのデータ構造や処理の流れなどを図で視覚的に分かりやすく表現するモデリング技法のことです。
このUMLを使用した図(以降、UML図)は、以下の2つのカテゴリに分類されます。
・構造図 - システムの構造を表す ・振る舞い図 - システムの挙動を表す
UML図は現在14種類存在していおり、ここでは、今回業務で作成したクラス図とシーケンス図について紹介致します。
クラス図
クラス図とは、システムを構成するクラスの定義や関係性を表現する図で、カテゴリとしては構造図に分類されます。
クラスを構成する要素である、クラス名・属性(メンバ変数)・操作(メンバメソッド)を記載してクラスの定義を表します。 また各クラスを矢印で結ぶことで、クラスの関係性(関連、集約など)を表すことが出来ます。
システムがどんな構造になっているか、理解しやすくなります。
シーケンス図
シーケンス図とは、システムの処理の流れを表現する図で、カテゴリとしては振る舞い図に分類されます。
時間軸に沿って行われるクラスやオブジェクトのやり取りを表します。分岐処理やループ処理なども表すことが出来ます。
システムの内部仕様が理解しやすくなります。
おわりに
今回はUMLとクラス図・シーケンス図の概要を書かせて頂きました。業務で作成したことのあるUML図はクラス図、シーケンス図の2つだけなので、残り12種類のUML図についても、機会があれば学んでいきたいです。 最後まで読んで頂きありがとうございました。
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